封筒のご紹介
封筒の印刷をご検討の方に、当社で取り扱っている商品のサイズや質感、厚み、オススメの使用用途をご紹介します。
- 紙サイズ
- 封筒のサイズはJIS規格および業界規格寸法で定められており、その形によって大きく3種類、角形封筒、長形封筒、洋形封筒に分類されます。当社では角型封筒と長形封筒を取り扱っております。
- 角2（角形２号）
- 角2とは、角形２号の略称です。
角形封筒は縦のサイズが横のサイズの2倍より短い封筒で、JIS規格で定められた紙サイズがすっぽりと入るサイズで規格されており、ビジネスシーンで多用されています。
角2のサイズとそれに適合する内容物は以下の通りです。
角形2号（角2）横240×縦332㎜ A4サイズ【定形外】 - A4サイズの紙は横210mm×縦297mmです。角2サイズの封筒であれば、それぞれ縦横30mm程度の余裕があり、A4サイズの用紙を数十枚重ねても余裕をもって収めることができます。
また封入の際、水濡れや折れ、汚れの防止のためにクリアファイルを使用する方も多いと思います。クリアファイルはA4よりもひと回り大きく、横220mm×縦310mmです。クリアファイルに入れても、まだ角2封筒ならば20mm程度の余裕があり、十分に収まります。
- 契約書はA4サイズで作成し、折り曲げずに渡すことが一般的です。そのため、契約書用としてこの角2サイズの封筒を大量発注するお客様は多いです。
一般的なノートであれば2〜3冊は収まる余裕がありますので、分厚さのあるパンフレットの送付にも最適です。 - 長3（長形3号）
- 長3とは、長形3号の略称です。
長形封筒は、縦の長さが横の長さのおよそ2倍以上ある封筒で、封入口が短辺についています。日本の縦書きとの相性が良いため、和封筒とも呼ばれます。A4やB5サイズの用紙を3つに折りたたんで入れることができ、定形郵便として安く送付できるサイズです。あらゆるシーンで広く利用されている、もっとも一般的なサイズといえます。
長3のサイズとそれに適合する内容物は以下の通りです。
長形3号（長3）横120×縦235㎜ A4またはB5 横3つ折り【定形】 - A4サイズの紙は横210mm×縦297mmです。3つ折りにすると1辺が100mm以下になりますので、長3サイズの封筒に十分収まります。また、定形郵便25g以内で送れるA4サイズの用紙3〜4枚も十分に収まるサイズです。
- DM、請求書、納品書、各種伝票など、幅広く送付するのに適しています。
- 紙質/紙厚
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○クラフト 85
○カラー 85
○パステルカラー 100
○白ケント 100 - いわゆる“茶封筒”と呼ばれるクラフト封筒。木材を原料としたクラフトパルプを原料に使用し、強度を落とさないため漂白行程を行っていません。クラフト紙は、丈夫で破れにくく、防湿性にも富んでいます。封筒の中では安価で強度もあるため、枚数が必要な会社の事務用品などにも多用されているオーソドックスな封筒です。また封筒の他に、重包装用途や段ボールの材料にも使用されています。
- 色クラフト紙の封筒を指すことが多く、全体に色合いが濃いのが特徴です。平滑性には少し欠けています。使用するインクの選び方によって、様々なカラー、雰囲気が楽しめます。
- ソフトな色味が特徴のカラー封筒です。中間色を使った淡いカラーで、上品で優しい印象を与えます。クラフトやカラーと比べると平滑性が高いです。パステルカラーはハート製の名称です。ほぼ同様の質のものに、山桜製のECカラーがあります。
- 白ケントは、晒クラフトパルプ（機械パルプなどの様に漂白されているパルプ）を原料としています。また表面などに塗料加工がされていない自然な白さが特徴的で、平滑性も高く、質の高い用紙です。 白さの映える、青みがかった白色も特徴です。
- 封筒の厚さは85ｇ100ｇといった重さで表現されます。これは「1平方メートルあたり85g の紙を使った封筒」という意味です。封筒には、50g〜120gまでの厚みがあります。紙の種類にもよりますが、50〜70は薄め、70〜85が普通、85〜120は厚め、という目安です。
当社ではカラー、クラフトは80、パステルカラー、白ケントは100でご用意しています。 - カラーやパステルカラーは、好みや、会社やお店のイメージに合わせて自由に選んでいただくとよいでしょう。ただし、色味以外にカラーは平滑性が少し低く、パステルカラーは高い、そしてカラーは厚みが8０、パステルカラーは100といった違いもありますので、考慮した上で決めていただければと思います。
クラフトは安価ですので、DMやお知らせなどの大量送付用に適しています。見積書や請求書などのお金まつわる書類、または契約書などの重要書類に関しては、信頼度の高い白ケントをオススメします。
市販の封筒にハンコで社名や店舗名を記載するのもよいですが、印刷された封筒は信頼にもつながります。
ご予算やイメージに合わせて、会社やお店にぴったりの封筒を選んでくださいね。