ハガキ・DMのご紹介
ハガキ・DMの印刷をご検討の方に、弊社で取り扱っている商品のサイズや紙質、厚みを、具体的な例を示しながらご紹介します。
- 紙サイズ
DM(ハガキサイズ)
- DM自体に使われるサイズは様々であり、これといった決まりはありません。例えば当社で取り扱う丸型うちわも、切手を使用して投函すればDMとなります。しかし、ここでいう当社のDMサイズは、100×148㎜の官製はがきサイズです。
A4
- A判はJIS規格で、以下のサイズに定められています。
A4は210×297㎜です。
最も身近なA4サイズはコピー用紙です。
ノートにも多く使われており、手に持ちやすく、カバン等に入れて持ち運びしやすいサイズです。
大判120×235㎜
- 通常の官製はがきサイズは100×148㎜ですが、定形郵便で送ることができる最大のハガキの大きさが大判120×235㎜サイズです。郵便料金はそのままですが、広告面積も大きく、他のはがきやDMとも差別化できます。
- 紙質/紙厚
アートポスト180kg
*紙質:アートポスト*
- 滑らかで、美しい光沢が特徴の、白色の厚手用紙です。コート紙同様に表面にコート剤を塗布しており、光沢性があり彩度が高いため、カラー写真を使用したポストカードや美術書など、豊かな色味を表現したい印刷物にも適しています。また、グラデーションの表現も得意と言えます。触った時の感覚としては「ペタッ」としています。アートポストは厚手の印刷用紙の代表格と言えるでしょう。
光沢があるため、鉛筆で書くことには不向きです。ボールペンで書くことは可能ですが、少し描きにくいと感じる人もいるかもしれません。マジックは問題なく記入いただけます。
・コート紙との比較
コート紙より厚みがあり、さらに光沢と滑らかさのある最高級光沢紙です。白色度はコート紙と同程度です。
アートポストが使用されている具体例:
ハガキの中でも観光地などに売っているポストカードや、名刺、カタログパンフレットの表紙などです。名刺は、写真付き名刺の場合に特によく利用されているようです。発色の良さや紙のコシが求められる印刷物によく用いられているということになるでしょう。
つまり写真のスペースが大きかったり、写真が主役であったりするようなハガキやDMでの使用がオススメです。
*紙厚:180kg*
- 印刷用紙の厚さは、一般的に「mm」ではなく「kg」という単位で表されます。例えば73kgであれば、印刷用紙原紙サイズで1000枚重ねた時に73kgになるということです。
1000枚を1連と言い、そしてこの用紙の重さのことを連量といいます。○kgの数字が大きいほど、用紙が分厚いということです。
(カード紙は100枚1ボード連とされる場合もあります。その場合、180kgは18kgとなります。)
原紙は、JISでA列本判・B列本判・四六判・菊判・ハトロン判5種類の寸法を定めています。当社の原紙は四六判を採用しており、そのサイズは788mm×1091mmです。
印刷会社によって使う用紙は違いますが、四六判か菊判を使っているところが多いでしょう。
ちなみに菊判のサイズは636mm×939mm、A列本判は625mm×880mm、B列本判は765mm×1085mm、ハトロン判は900 mm×1200 mmです。
アートポストは、160〜240kgまであります。
160kgは薄手の名刺程度の厚さで、240kgは分厚い雑誌の表紙や紙製ケースほどの厚みがあります。
当社で取り扱っているアートポスト180kgは約0.19mm、米坪でいうと209.4g/m2です。こちらは、一般的な名刺程度の厚さです。
・コート紙との比較
紙質でもご紹介したように、コート紙よりもアートポストは光沢があるため、コート紙よりもコーティング量が多くなっています。コート紙180kgと比較した場合、アートポスト180kgの方が、紙のコシや厚みがあるように感じます。
高級感があり、発色の美しいアートポストを用いて、顧客の目に止まるようなハガキやDMを作成してくださいね。