丸型うちわのご紹介
丸型うちわの印刷をご検討中の方のために、当社で取り扱っている商品のサイズ、紙質、厚み、そして丸型うちわの活用方法をご紹介します。
- 紙サイズ
- 丸型うちわは、紙製で環境に優しく低コストです。扱いやすい形でもあります。円の直径は●mm、指穴部分の直径●mmでご用意しております。
指穴部分は抜いた状態で納品するか、残したままで納品するかをお選びいただけます。
指穴部分を残す場合は、抜いた部分の紙を割引券やクーポン券、抽選券などにし、集客につなげることができます。もちろんクーポンだけに限らず、デザインとして残すことも可能です。
ただし、印刷の際、抜き穴と印刷が多少ずれてしまう可能性がありますので、抜き穴があってもなくても、違和感のないデザイン（抜き穴部分が目立たないデザイン）にしておくことをオススメします。 - 紙質/紙厚
- NewDVは特殊白板紙の1つで、メーカーは北越紀州製紙です。
・特殊白板紙（とくしゅしろいたがみ）とは？
略称を特版といい、白板紙に分類されます。
表裏共に化学パルプ或いは古紙を使用して両面が白く、片面に印刷効果を上げるための白色塗工が施されている厚紙のことです。
高級白板紙の片面塗工品の一部が特板として独立したものであり、蛍光染料は含まれていないか、食品衛生法上クリアしているものが多いです。
また白色度、平滑性などの面で品質レベルが高く、さらに古紙配合率が高い環境配慮型の商品です。
（主な用途）
医薬品・食品などのパッケージ、紙皿、出版物の表紙など
さらに特殊白板紙は細分化されます。まず特板アイボリー、特板カードに分類され、NewDVは特板カード側に入ります。特板カードはさらに、使用する古紙原料によってカードAとカードBに分かれ、NewDVはカードBに分類されます。（近年、カードAとカードBの区別が曖昧になってきているようです。）
カードBは3層になっており、表と裏は白色、真ん中の古紙の部分がねずみ色になっています。表も裏も白いですが、質感は異なっています。表面は白色度が高く、印刷に適した質感になっています。裏面には光沢が無く、印刷にはあまり適していない質感です。
このカードBの中でNewDVは代表的な用紙と言えます。
コート白ボールに近い印象ですが、それよりも高級な分野で使用される紙質です。 - 印刷用紙の厚さは、一般的に「mm」ではなく「kg」という単位で表されます。例えば90kgであれば、印刷用紙原紙サイズで1000枚重ねた時に90kgになるということです。
洋紙は1000枚を1連と言いますが、板紙は100枚で1連と数えます。そしてこの1連の重さのことを連量といいます。
板紙の場合は、100枚重ねた時の重さが●kgで表されているのです。●kgの数字が大きいほど、用紙が分厚いということになります。 - 【K21.5kg】の【K】とは板版の原紙の種類のことです。
主な板紙の原紙（全紙）の規格・寸法はL判80×110cm、K判64×94cm（関東）65×95cm（関西）、M判73×100cm、F判65×78cm、S判82×73cmとなっています。
当社ではK版65×95cm（関西）を使用しています。
これらの板紙1枚から1つだけのうちわやパッケージを切り出すのでは無く、寸法によって複数を切り出すことにより紙の無駄を減らしコストの削減をします。
K21.5kgはK版の原紙を100枚（1連）重ねた時の重さが21.5kgということです。米坪で表すと350g/m2になります。
丸型うちわをDMやチラシとして使うと、他より捨てられにくく効果が期待できる販促ツールになります。DMの場合、届いた時のインパクトもありますよね。DMだけでなく、ノベルティやグッズ製作にもご活用いただけます。
今回ご紹介したように、当社の丸型うちわで使用しているNewDV K21.5kgは厚みも高級感もありますので、手に取った方にもきっと喜んでいただけるのではないでしょうか。